あーあー

昨年J2からJ1へ昇格して、前半戦がおわる明治安田生命J1の19戦目FC東京戦を観戦できました。

天気に恵まれ、スタジアムへ。
一緒に観戦したM氏と「これは立ち上がり5,10分に点数を取れれば、勝てたりするね」なんてワクワクな気分は、開始5分で曇天に・・・

沖田副参事6.25

「あーあー」開始直後の失点だった。しかもこれが決勝点だった。

 

ゲーム中に思い出した

「FWのミスは、何度ミスしてもOKだ。トライandエラーで、どんどん積極的に動く。」

「DFとGKのミスは即失点になる。だから、イージーなプレーで、確実に、ミスをしないこと。チーム全体への安心感を与える動きでいい。」

「MFは、この2つを繋ぐ、縁の下の力持ち、MFの運動量、サポートとアイディアで勝敗は決まる。

どんどん走れ、走れ・・・」
これは、中学生レベルのチーム内の基本的なゲーム組立ての1つで、監督が試合直前の選手にかける言葉で、ゲーム中も、最終ラインにボールが、放り込まれると「イージー、イージー」と声を出す監督もいる。

 

FC東京は、キックオフから前がかりで、プレスをかけ、ボールを追う。対する徳島は、最終ラインが、引き気味で、自軍MFとの距離があきちぐはぐな感じ。そのスペースに相手のFWが常に入っている。徳島のボールは前線に回せず、最終ラインへ何度も戻り、その度にプレスを受ける。

開始早々の5分、最終ラインでパスを受け、相手のFWプレスをかわそうとしたセンターバックが、ボールを奪われ、GKの必死の飛び出しも及ばず、先制点を許した。
「あーあー」こちらが希望していた展開を逆にFC東京にやられることになった訳です。
スタジアムから「あーあー」がこぼれ落ちました。徳島の監督は試合後のコメントで、「しっかり準備をして、やる気に満ちあふれていたが、あのゴールでメンタル的にダメージを受けた」と、ミスからの失点を嘆いた。

 

レベルがJ1クラスでの話であるが、根幹は同じであると思う。
DFが、相手FWをかわそうとしないで、イージーなプレーで、ボール簡単にクリアしていれば・・・1度、ゲームを切っていれば・・・開始直後で、ゲーム感も身体も温まって無かったハズなのに・・・きっと、センターバックの彼もゲーム中、紋々と後悔していたと思う。実際に終始動きが硬くなり、FC東京は、彼をターゲットにしていた。

しかし、その後の失点はなく、後半、MFの選手の入れ替えで、流れが徳島に傾き、負けてはいるが、希望や期待を感じる得点のチャンスの「あーあー」を何度か声に出した。

以前までのなら追加点を食らって、面白くないゲームになっていただろうに・・・今年の徳島は、まだまだこれから、「残留するにはまだ物足りない前半戦」とチームが上を見ている。
沖田副参事6.23-2

 

次節の横浜マリノス戦では、ジャイアントキリングを期待しよう!

 

これはサッカーの話であるが、我々の仕事もその役割・業務において対応する動き、組立てをしっかりしないと大変なことになるのかもしれない。「あーあー」じゃすまない場合が仕事にもある。

ミスがあることを前提に、リスクマネジメントをしっかりすることが必要である。

 

ゲームは負けたけど、久しぶりの観戦は、いいリフレッシュになった。

バイクでスタジアムまで走れたことが一番だったりして・・・・。「あー楽しかった」

(2021.6.25 品管O)

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