災害の記録
ニュースではこの週末に今年2個目の台風が発生。
64年前、この愛知県に猛威をふるった台風(伊勢湾台風と呼ばれています)が上陸。
その爪痕として海から近くの建物の一部に看板として記録されています。
実際にその場所に立つと、その水位は私の肩の辺りでした。
プールならなんて事のない深さですが、発生当時は暗い中、海水で泥水の状態で台風が吹き荒れているとしたら、その場には立ってられないと思います。
今ではこの位置よりも西には空港島があり、埋め立てられている部分が看板の位置から2㎞ほどはあります。
それに天気予報も正確で、台風は備えあれば予測した行動で身を守ることができます。
昔多くの死者や行方不明が出たこの台風の教訓が、なんらかの形で残されていることは自然災害の恐ろしさを忘れないようにと教えてくれている証なんだと感じました。
「災害は、忘れたころに やってくる」という言葉も聞きます。
コロナ感染包囲網から解き放たれ、活動的に外へ出かけることも増えるでしょう。
行った先々で同じような教訓の記録を目にした時、土地の人達が残して教えてくれていることは、大切にココロに感じていきたいと思っています。
(2023.5.22 業務課 ★Y)
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