私なりのSDGs

皆さんこんにちは、今回はフライパンを新調しましたのでご紹介させて頂きます。

我が家の子供たちも大きくなり食事量も増えてきたので大きなフライパンを購入する事になりました。

今までは基本的にコーティング加工されたフライパンを使用していたのですが、経年劣化によりコーティングがはがれ、こびりつき易くなっては新調するという事を繰り返していました。

数年前に友人の結婚式に出席した際、引き出物で鉄の小さなフライパンを頂いたことがあったのですが、基本的に錆びるので揚げ物専用として使っていました。

が...一度揚げ物以外に使ってみようと思い(確か炒め物だったかな?)を作ったのですが、これがいつもよりおいしく感じる!
恐らく鉄の熱伝導性の良さと丈夫なため高温調理が可能である点が作用していると思い、それから買い足すなら鉄製をと決めておりました。

前回は適当に使い始めてしまったので、今回はしっかりと情報を集め使い始めから手順を踏みました。

メンテナンス後、試しに焼きそばを作ってみたのですが、全くくっ付かない!今までは麺が必ず鍋底にくっついていたのに!
焦げ付かないからおいしいし、食材のロスも少ない!

そして洗う時もオイルのコーティングを剝がしてしまうので洗剤を使わない(汚いと思う方もいるかもしれませんが、これが正しい使い方ののようです。)ので、環境負荷も低い。

万が一焦げ付いた時も磨いてメンテナンスすれば復活する!
実はこの時、調理前に油返しという作業をしていたのですがその時に使用したのが油ポットに入っている使用済みの油だったのです!

これが功を奏したらしいのです。
揚げ物に使用した油は卵の成分が溶け出しており、卵に含まれるレシチンという成分が界面活性剤の能力を持っているそうです。

例えばチャーハンを作る際に卵を入れて固まる前にご飯を入れて素早く炒めるとパラパラのチャーハンが出来上がるのはその作用のようです。

鉄フライパンは使うにつれてしっかりと油が馴染んで、食材がこびりつかない黒光りした状態になるそうで、これをブラックポットと言うそうです。
ダメになると捨てるという消費の在り方を再考する事ができました。
皆さんも機会が有ればぜひ鉄製の調理器具を使ってみて下さい。

山田’sフライパン
向かって左が使用開始約5年、向かって右は使用1日目

(2022.10.4 企画推進課 山田)

コメントを残す