スイーツと歯科の「甘くない」関係
海外担当Andyです
今年に入ってドバイと中国に出張に行きました。
中国は、走っている車のほどんどが電気自動車で、出張で利用したタクシーは全て電気自動車でした。中国出張中、ドバイ発着ののフライトが全てキャンセルされて足止めされている人がいるというニュースを聞き、出張のタイミングが異なっていたら自分も足止めされていたかもしれないとゾッとしました。。。写真は出張中に立ち寄ったドバイモールからの写真です。
さて、私は昔から、寒天を使ったスイーツが好きです。
あんみつやところてん、寒天ゼリーなど、さっぱりした食感と程よい弾力がとても心地よく、
他のデザートには無い魅力だと思っています。
スーパーやコンビニで寒天のデザートを見つけると、ついつい手にとってカゴに入れてしまいます。
そんな寒天ですが、実は歯科の世界でも使われていることをご存じでしょうか。
普段スイーツとして食べている素材と、歯科が関係しているというのは少し意外かもしれません。
歯科では、「連合印象(れんごういんしょう)」で寒天が使われることがあります。
これは主に精密な歯型を採得するための方法で、
寒天印象材(可逆性ハイドロコロイド)とアルジネート印象材を組み合わせて使用する技術です。
簡単に説明すると、歯に直接触れる部分には流動性が高く精度の良い寒天印象材を使い、その外側をアルジネート印象材で固定することで、精度と扱いやすさの両方を確保する方法です。寒天は温度によって液体からゲルへ可逆的に変化する性質を持っているため、口腔内の細かい形状を非常に正確に再現できるという特徴があります。
この方法は、クラウンやブリッジなどの補綴物を製作する際に、より精密な歯型を得るために利用されてきました。近年では、口腔内スキャナー(IOS)などのデジタル技術も登場し、歯型の採得方法にも新しい選択肢が増えています。こうした新しい技術とともに、従来の印象採得の方法も、それぞれの特徴を活かしながら使われています。
こうして考えると、寒天は単なるスイーツの材料ではなく、歯科医療の現場でも役立っている、なかなか優秀な素材だと言えるかもしれません。もし近々、寒天を食べる機会があれば思い出して頂けると幸いです。(もちろん、食後は歯磨きをお忘れなく)
……とはいえ、ここまで寒天の話をしておきながら正直に言うと、実は私が一番好きなのは寒天よりもこんにゃくゼリーだったりします。寒天よりも強い歯ごたえを求めて、あっという間に1パックを食べきってしまいます。(「こんにゃくゼリーをお腹いっぱい食べる」という夢は、未だに叶っていません。)
(2026.3.13 海外担当・Andy)


コメントを残す