歯磨きのあと、何回すすいでいますか?

こんにちは、Andyです。

今年は雨が多いですね。先日、自宅の周辺でも線状降水帯による大雨があり、道路が冠水してしまいました。かなりの雨でしたが、幸い2時間ほどで水も引き、大きな影響はありませんでした。

ところで、この「線状降水帯」という言葉。最近では天気予報でも当たり前のように聞きますが、私には最初、あまり馴染みのない言葉でした。「線状降水帯」という言葉自体は2000年ごろから研究者の間で使われていたそうですが、気象庁がこの言葉を使って大雨への警戒を呼びかける情報を開始したのは2021年。

その頃、私は海外で生活していました。その後日本に帰ってくると、テレビの天気予報などで「線状降水帯」という言葉が当たり前のように使われていて、「いつの間に、こんな言葉が一般的になったんだろう?」と驚いた記憶があります。気象用語といえば、子供の頃には台風のニュースで「ミリバール」という言葉を聞いていました。それがいつの間にか「ヘクトパスカル」に。日本でミリバールからヘクトパスカルに変わったのは1992年とのこと。言葉は変わっても、1ミリバール=1ヘクトパスカルなので数字は同じだそうです。

そういえば、その少し後の1995年には、歯磨き粉のCMで「芸能人は歯が命」というキャッチフレーズが大流行しました。「ミリバール」も「芸能人は歯が命」も懐かしいと思った方は、きっと私と同じ世代ですね。

さて、そんな昔話から一気に今年の8月へ。
8月は香港と台湾へ出張に行ってきました。

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香港ではデンタルショーを訪れたのですが、そこでちょっと気になるものを発見しました。それが「フッ素濃度5,000ppmF」の歯磨き粉です。

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日本では、薬用歯磨き粉に配合できるフッ素濃度の上限は1,500ppmF。

 
一般的に「高濃度フッ素」として販売されている歯磨き粉には、1,450ppmF程度配合されているものが多くあります。そのため「5,000ppmF」という数字を見て、「5,000!?」と思わず二度見してしまいました。しかも展示会にあるだけの特殊な製品なのかと思ったら、香港の街なかの薬局でも実際に販売されていました。
もちろん、フッ素は濃ければ濃いほど良い、という単純なものではありません。香港で販売されている5,000ppmFの歯磨き粉も、むし歯のリスクが高い人などを対象としたもので、歯科医師や薬剤師の指導に従って使用する製品です。国が変わると、身近な歯磨き粉ひとつでも違いがあって面白いですね。

ところで、この「フッ素」に関連して、もうひとつ気になったことがあります。
突然ですが、皆さんは歯磨きのあと、口を何回すすいでいますか?
私は昔から、歯磨き粉が口の中に残らないように、何度もしっかりすすぐ派でした。せっかく歯を磨いたのだから、最後まできれいさっぱり。これが正しいと思っていたのですが、どうやら「すすぎすぎ」も考えものだそうです。
最近の歯磨き粉には、むし歯予防のためにフッ素が配合されているものが多くあります。ところが、歯磨きのあとに何度も水ですすいでしまうと、せっかく口の中に残ったフッ素まで洗い流してしまいます。そのため、歯磨き後は歯磨き粉を吐き出し、すすぐ場合も少量の水で軽く済ませるのがポイントだそうです。

今まで「きれいにするため」と思って何度もしっかりすすいでいたのですが、実はせっかくのフッ素まで一緒に流していたのですね。

では最後にひとつ。

「線状降水帯」とかけて、「フッ素入り歯磨き粉」ととく。

その心は……
どちらも「水には、ほどほどに」してもらいたいものです。

Andyでした。

(2026.9.29 Andy)

 

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